一概には言えませんが、不用品の買取価格は売値の3割以下になるのが一般的です。これ以上で買取してしまうと業者側の利益にならずに、商売を継続していくのが難しいと言われています。
買取業者からすれば少しでも安く買取したいわけですが、1割以下などあまりにも安い価格を付けてしまうと誰も商品を売ってくれないことになるので、平均すると3割程度に落ち着いているようです。
ただし、商品の状態や新しさなどいろいろ要素によって買取額は売値の3割を大きく超えることもあります。
不用品の買取価格は、需要と供給のバランスで決まります。需要が大きいと買取価格は高くなり、需要が低いと下がります。また、供給が少ない方が買取価格は高くなり、供給が多いと価格は下がります。
たとえば、需要が高くなかなか手に入らないレア商品となっているゲーム機の場合は、売値とほとんど変わらぬ価格で買取してもらえることもあります。しかし、同じ商品でもメーカーが販売数を増やせば需要が低くなり、数日前は売値で買取してもらえたのに、当日は売値の3割以下になってしまうということもあるのです。
買取業者としては確実に再販できるものなら、在庫になるリスクがないため利益をそれほど多く取らなくてもよく、在庫になる可能性があるモノはできるだけ安く買取しようとします。
一般的に、家具や家電の買取価格は売値の3割程度です。だたし、製造年数によって価格は大きく変動し、家電は製造から5年以上経つと値段がつきにくくなります。
自転車は売値の4割が相場で、ロードバイクやマウンテンバイク、電動自転車などの人気商品はそれ以上で買取してもらえることも多いです。
ブランド品は状態が良く需要が高い商品なら売値の6〜7割で買取してもらえることも珍しくありせん。
CDやDVDは世の中に出回っている数も多く最近では使わない人も増えているので、売値の10％が相場となっています。